【美術部】第49回全国高等学校総合文化祭(美術・工芸部門)に3年・丹野勇輝くんが宮城県代表として出場しました!
「文化部のインターハイ」とも呼ばれる「第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文2025)」美術・工芸部門に本校・美術部3年生の丹野勇輝くんが、顧問の藤原和矩先生と共に宮城県代表として参加してきました。
香川県・高松市美術館で開催した今回の全国総文祭では、7月26日に香川県庁で開会式・講演会が行われ、27日には全国から集まった参加者と張り子の絵付け体験を通じて交流会に参加してきました。7月31日の閉幕までに美術・工芸部門を含め、全23部門に高校生約2万人が参加し、秋篠宮ご夫妻も高松市美術館にてご観覧いただきました。
高松市出身の日本画家・中村譲さんの「取材の楽しみと日本画制作について」と題した講演会では、絵のモチーフ選びから現地取材、スケッチを通じて感じたことをひとつの作品に繋げていく工程についてお話いただきました。思えば、丹野くんの出品した作品「私の音」も、ひとつの作品に仕上げる前段階として、アイデアスケッチに1か月、取材・ロケハンに1か月かけたのち、やっとキャンバスに向かい、制作に入ったため半年ほどかけて制作しました。
立体、絵画、工芸、デザインといった様々な表現方法で工夫された全国から集まった約400作品の鑑賞を通じて、表現の可能性を体験することができました。この経験を次代の後輩たちに是非とも繋げていきたいと思います。本作品は「宮城県総合文化祭」や県庁での展示を終えて、11月に涌谷高校に戻ってくる予定です。涌谷高校に戻ってきましたら校内に展示しますので是非ご鑑賞ください。これからも美術部の活躍にご期待ください!