美術部
文化部のインターハイ「第45回全国高等学校総合文化祭」美術・工芸部門に本校・美術部の髙橋跳人くんが出場!
2021年7月31日(土)から和歌山県立近代美術館、博物館、県民文化会館を会場に文化部のインターハイとも呼ばれる「第45回全国高等学校総合文化祭」美術・工芸部門に本校・美術部の髙橋跳人くんが顧問の藤原和矩先生と共に宮城県代表として出場・参加してきました。美術部は3年連続の全国出場となりました。
コロナウイルスの影響もあり交流行事が縮小しての開催でしたが、画家であり、多摩美術大学名誉教授の野田裕示さんの「制作とその現場」と題した講演会・講評会、そして和歌山県の特産である備長炭を用いた箸置き制作のワークショップ・交流会に参加してきました。髙橋くんの作品は県民文化会館に展示され、細やかに組み合わされた筆などの画材の塊で「SL」を表現した作品「JUNK51」には多くの来場者の方々が足を止め、写真を撮る姿が見られ、大好評でした。
初日に行われたパレードは和歌山県でテレビ生中継がされるなど県をあげたビッグイベントとなりました。立体、絵画、工芸、デザインといった様々な表現方法で工夫された全国から集まった約400作品の鑑賞を通じて、表現の多様性を体験することができました。この経験を次代の後輩たちに是非とも繋げていきたいと思います。本作品は「宮城県総合文化祭」や県庁での展示を終えて、11月に涌谷高校に戻ってきます。
「第22回高校生国際美術展」で本校・美術部の金澤さん(3年)と髙橋さん(2年)が「奨励賞」を受賞!
美術部の結果報告です!
『高校生国際美術展』に本校の美術部員4名が挑戦しました。惜しくも3年・小野寺夏美さんと2年・岸波野々香さんは受賞を逃しましたが、3年・金澤杏さん(部長)と2年・髙橋瑞穂さんの作品がそれぞれ「奨励賞」に輝きました!ちなみに昨年度は千田唱くん(昨年卒業・美術部長)が「高校生国 際美術展実行委員会最高顧問賞」に輝き、美術部としては2年連続の入賞となります。
『第22回高校生国際美術展』は東京都港区六本木にある国立新美術館(2階展示室2B)にて 8月4日(水~8月15日(日)10:00~18:00(最終入場時間17:30。ただし8月10 日(火)は休館日)開催されます。コロナ禍ということで、東京まで鑑賞に行くことも困難な中ですが、会期終了後は入賞作品2点を含めた4作品を校内に展示する予定です。どの作品も時間をかけ、それぞれが工夫をこらして努力を重ねた力作となっていますので、ぜひご鑑賞ください。
今後も美術部の活躍にご期待ください!
令和3年度宮城県愛鳥週間ポスター原画コンクールにて本校・美術部の齋藤大翔くん(2年)が優秀賞、田村陽明くん(3年)が佳作に輝きました。
「宮城県愛鳥週間ポスター原画コンクール」に本校・美術部の3名が出品し2名が受賞しました。齋藤大翔くん(2年)が貼り絵でサギを表現した作品が優秀賞、田村陽明くん(3年)が木版画でヤマガラを表現した作品が佳作に輝きました。惜しくも受賞を逃した菅原里香さん(2年)も素敵な作品を制作しています。優秀賞を受賞した齋藤君の作品は公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する「令和3年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール」(全国コンクール)に宮城県から応募されます。また、入賞作品は宮城県庁ロビーに7月1日~9日まで、蔵王野鳥の森自然観察センターに7月10日~8月4日、伊豆沼内沼サンクチュアリセンターに8月7日~9月1日、宮城県県民の森に9月4日~26日の場所・期間にて展示が予定されています。今後も美術部の活躍にご期待ください。
涌高・美術部「3年連続の全国出場」決定!「第45回全国総文祭」に美術部2年・髙橋跳人くんが宮城県代表に選ばれました!
令和3年度「第45回全国高等学校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)(美術・工芸部門)」へ参加する宮城県代表に、本校・美術部2年の髙橋跳人くんが制作した立体作品「JUNK51」が選ばれました。
第73回宮城県高等学校美術展に出品し、「優秀賞」を受賞したこの作品は蒸気機関車D51の形を大切にしながら、美術室内にある使い古された様々な「画材」を繋ぎ、寄せ集めて作られたアッサンブラージュな立体作品となっています。作品をよく見ると、大中小の「筆」、ペンキの「フタ」、「ヒートン」や「コンパス」といったお馴染みの道具たちが使われています。髙橋くんは幼い頃から鉄道好きで、今回の制作でも実際に蒸気機関車を見に行ったため素人では気づかない細やかなディティールにこだわりを感じます。昨年度はD51を題材にした半立体のレリーフ作品を制作、今回は「機関車シリーズ第2作目」として立体作品に挑戦しました。「よく見ると・・・」というある意味、トリックアートのように「何が使われているのだろう?」と探す面白さが含まれた作品となっています。
髙橋くんが出場する全国総文祭は今年の夏、和歌山県で開催。涌谷高校・美術部としては「3年連続」の全国出場となります。
県内「最多」受賞!第73回宮城県高等学校美術展にて涌谷高校美術部(優秀賞1、奨励賞6、ポスター最優秀1、ポスター優秀賞5)
令和3年1月28日(水)から31日(日)の期間、宮城県美術館県民ギャラリーにて「第73回宮城県高等学校美術展」が開催されました。
本校美術部からは絵画・立体11作品(大会規定により最大11作品が出品の限度)を出品し、優秀賞に2年/髙橋跳人くん、奨励賞に3年/千田唱くん、2年/田村陽明くん、金澤杏さん・小野寺夏美さん(共同制作)、1年/岸浪野々香さん、髙橋瑞穂さん、齋藤大翔くんの7作品が受賞しました。昨年秋に先行審査したポスター部門(最優秀1、優秀賞5)も合わせると、昨年度に引き続き2年連続で「県内最多受賞数」という好成績を残すことができました。これも全て、毎日夜遅くまで、土日返上で制作に励んだ結果が実りました!残念ながら校内選考で出品できなかった&受賞を逃した部員も素敵な作品を仕上げています。
今回は新型コロナウイルス感染対策のため、県高美展では入場制限があり、県民ギャラリーで鑑賞できなかった方も多いと思いますので、近々、校内にて本校・美術部の作品を展示する予定です。楽しみにお待ちください。
3年間の軌跡。美術部3年生・千田唱くんの個展「Show Time」が本校・A棟2階、会議室前で開催中
今年度卒業する千田唱くんの1年生から3年生までの3年間、美術部に所属して制作してきた作品を一同に公開する個展を、千田唱「Show Time」と題し、1月から本校A棟2階・会議室前にて美術部特別企画&期間限定で展示しています。
今年度は「高校生国際美術展」での受賞や「全国高等学校総合文化祭(美術・工芸部門)」宮城県代表に選ばれるなど大活躍だった千田くんが1~2年生ではどのような作品をつくっていたのか。はじめから「やりたいこと、描きたいように描けること」ができず、悪戦苦闘と試行錯誤を繰り返してきた足跡を覗くことができる回顧展となっています。
千田くんは今年、東北芸術工科大学に見事合格。涌谷高校卒業後の来年度から進学し、さらに本格的に美術の道に進もうとしています。高校から始めた「美術」を通して少しずつ成長してきた制作の軌跡をぜひご覧ください。
第73回宮城県高等学校美術展「ポスター部門」に本校美術部の小野寺夏美さんが「最優秀賞」を受賞!
宮城県内の美術部員にとって、一番の大舞台とも言える展覧会「宮城県高等学校美術展」が今年もやってきます。これに先立って、本展覧会ポスター部門の最高賞である「最優秀賞」に本校美術部2年の小野寺夏美さんが選ばれました。この「最優秀賞」は毎年1作品しか選ばれない名誉ある賞です。
モデルとなったのは同じクラスの女子生徒。よく見ると確かに涌谷高校の制服を着ています!画面全てが木目で統一されており、寄せ木調の柔らかく暖かい雰囲気が作品から感じられます。アクセントに2匹のナマケモノが微笑む本作品は、県内の高校や公共機関等に配布され、本展覧会周知のポスター原画として使われます。
涌谷高校では昨年も村上(当時3年生)さんが「ポスター最優秀賞」を受賞し、涌高美術部が2年連続「最優秀賞」受賞という快挙となりました。
今年の「宮城県高等学校美術展」は令和3年1月28日(木)~31日(日)まで宮城県美術館県民ギャラリーにて開催を予定しています。新型コロナ感染予防の観点から、一般公開が28、29日。仙塩、泉地区の高校生のみの観覧が30日。その他の高校生は最終日31日と、混雑を避ける日程となっています。(詳細はポスター内の日程をご確認ください)
涌谷高校美術部も、本展覧会出品に向けて毎日遅くまで制作しています。立体や絵画作品など様々な力作が出来上がる予定です。今後も美術部の活躍にご期待ください。
「明るい選挙啓発ポスターコンクール」に本校美術部の大和田莉穂さんが「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞(連名)」、菅原里香さんが「県・佳作」を受賞!
令和2年度「明るい選挙啓発ポスターコンクール」に本校美術部1年生の大和田莉穂さんと菅原里香さん2名が出品し、大和田さんは3次審査の全国にて「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞(連名)」を受賞、菅原さんが二次審査の県「佳作」を受賞しました。受賞を記念し、12月10日(木)に涌谷町役場・町長室にて記念品贈呈式が行われ、町長、選挙管理委員長より表彰を受けました。
本作品は新型コロナウィルス感染拡大の防止の観点より6月に開催予定だった大崎地区美術展覧会が中止となり、新たな目標として制作・出品したポスター作品です。贈呈式では遠藤釈雄町長より、選挙の大切さや作品に込めた表現についてお褒めのお言葉をいただきました。本作品は校内にて展示しています。ぜひご鑑賞ください。これからも美術部の活躍にご期待ください。
第35回「WE LOVE トンボ」絵画コンクールに本校・美術部2年小野寺夏美さんが「金賞」を受賞!
またまた美術部が快挙です!美術部2年小野寺夏美さんの制作した作品『神様の言うとおり』が、第35回「WE LOVE トンボ」絵画コンクールにて「金賞(トンボ学生服賞)」を受賞しました。今年、コロナの感染拡大予防の影響で中止となった大崎地区の美術展覧会の代わりに取り組み、出品した夏美さん。アクリル絵の具で描かれたこの作品のモデルになったのは同じクラスの女子生徒です。残念ながら、予定されていた本授賞式もコロナの影響で中止となりましたが、出品総数555点の中から上位賞5つの中に入る快挙となりました。
作品は朝日新聞東京本社2階コンコースにて11月14日から27日まで展示を予定しています。また、朝日新聞デジタルや朝日中高新聞にも掲載が予定されています。今後も美術部の活躍にご期待ください。
美術部の紹介
写真提供「大崎タイムス」
私たち美術部は、顧問の藤原和矩先生のご指導のもと、3年生8名、2年生1名、1年生6名の計15名で、切磋琢磨しながら高い目標を持って日々活動しています。3年生は3月1日の卒業式をもって卒業しましたが、3年生全員が宮城県高等学校美術展で入賞、涌谷高校同窓会より功績賞・功労賞を全員受賞した功績と伝統を引き継ぎ、新年度も活動していきます。
主な活動内容は、6月の地区展、8月は町のボランティアや作品の提供、10月の文化祭でのアートショップ・共同制作作品の展示。10月から1月にかけては、宮城県高等学校美術展の「ポスター部門」と「絵画立体」の出品に向けて長時間かけて制作・出品し、昨年は県内で最多受賞数の好成績をおさめることができました。その他にも、県内外の公募展にも多く出品し、昨年はせんだいメディアテークや東京都美術館に展示もされています。また全国大会の総合文化祭には2年連続出場を果たし、来年度は高知大会への出場が決定しています。
より質と密度の高い作品を出品するため、以下の7つを心がけています。
・自由に作る・なんとなく作るのではなく、よく「考えて」制作すること
・素材や色の組み合わせの出会いを大切にすること
・作品を観てくれる鑑賞者の立場に立つこと
・自分が何を表現したいのか、自分と向き合うこと
・部活の仲間と背中を押し合い、個人制作ながらもチームプレーで切磋琢磨する
・顧問の先生とのやりとりを大切にする
・最後まで、よりより作品を生み出す努力を重ねること
部員は一人一人が個性的なメンバーばかりですが、幽霊部員は一人もいません。全員がやるべきことから逃げず、自分や仲間の作品、この美術部に誇りを持って活動しています。制作には辛いときも当然ありますが、本当に笑いあり涙ありで楽しく活動ができる部です。
美的センスや画力なんかよりも、絵を描くこと・何かを作ることが好きな人・そして高い目標を持って最後まで活動できる人、一緒にストイックに県トップクラスを目指す美術部に来てみませんか?男女問わずお待ちしています!!
令和元年度の美術部の成績
■令和元年度古川管内高等学校美術クラブ連合展(大崎市民ギャラリー)優秀賞6名、連合会員賞4名
■第107回日本水彩画展(東京都美術館)2名展示
■第55回宮城水彩展(せんだいメディアテーク)入選7名
■第43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文(佐賀県立博物館・美術館)参加・出品
■伊達かっぱの里まつり「フェイスペイント」ボランティア
■2019涌谷町夏まつり絵灯籠 絵灯籠2作品出品
■第26回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式
■第27回宮城県高等学校文化連盟大崎支部総合文化祭 地区推薦展示6名
■涌高祭(涌谷高校文化祭)アートショップ、インスタレーション作品の展示など
■第72回宮城県高等学校美術展(宮城県美術館)「ポスター部門」 最優秀賞1名、優秀賞2名
■第72回宮城県高等学校美術展(宮城県美術館)「壁面・空間展示部門」 優秀賞4名、奨励賞4名
■石ノ森章太郎ふるさとマンガ作品展「長編短編マンガ部門」佳作1名
■第17回全日本年賀状大賞コンクール 佳作1名
■涌谷高校美術部作品展覧会(鳴子川渡温泉「玉造荘」)
■伊達安芸宗重公350年祭記念「涌谷町歴史フォーラム」大凧制作・涌谷天平の湯に展示