美術部

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美術部の紹介(2024―2025)

 私たち美術部は顧問の藤原和矩先生のご指導のもと、3年生8名、2年生5名、1年生3名の16名で活動しています。これまでも県内外の展覧会やコンクールに精力的に出品し、多くの高い評価をいただいています。全国高等学校総合文化祭では参加常連校として、2025年のかがわ総文を含め、3年連続の出場を果たしています。

 どこに出しても恥ずかしくない作品レベルの作品を仕上げることを目標に、「最大限」の努力と工夫を重ねて、部員同士切磋琢磨しながら日々制作をしています。幽霊部員なんて生徒はいません!自分たちの作品制作はもちろんのこと、涌谷町河童まつりでのフェイスペイント、秋の町民文化祭の出品展示、幼児・小学生の食育ポスターの審査員、涌谷町社会福祉協議会のキャラクターデザインなど、幅広く精力的に活動しています。

 部活動を3年間続けたこれまでの先輩たちは、美術系の大学や専門学校への進学のみならず、就職して社会人として頑張っています。「一生懸命、ひたむきに、みんなで笑いながらストイックな部活」をコンセプトに日々活動している私たち涌谷高校・美術部をこれからもよろしくお願いします。

中学生のみなさんの中で、絵やモノづくりが好きな人、何かに思いっきり取り組んでみたい人はぜひ涌谷高校美術部へ、おいでませー!

 2025年2月現在での今年度の部活動実績等は以下の通りです。

◆宮城水彩展【高校生部門・5名入選】

◆涌谷町社会福祉協議会オリジナルキャラクター「つなぐん」と「つくるん」のデザイン採用

◆日本水彩展【高校生部門・出品展示。うち1点は審査員特別賞(ターナー賞)】

◆涌谷町「町民文化祭」作品出品

◆ニチデアートグランプリ優秀賞 受賞

◆宮城県愛鳥週間ポスター原画コンクール【2名出品。うち優良賞2名】

◆宮城独立美術展【招待展示3作品】

◆リアスアーク美術館30周年ロゴマーク入選

◆NHK仙台放送てれまさ美術部に出演
◆令和6年宮城県防犯ポスターコンクール【2名出品。最優秀賞1名、優秀賞1名】

◆食育月間ポスターコンクール作品の特別審査員(美術部全員)

◆第77回宮城県高等学校美術展(絵画立体部門)【出品13名、うち優秀賞4名・奨励賞4名】

◆涌谷町特産品開発支援事業「涌谷町と鶏肉の特産品PRキャラクター」デザイン

◆JR東日本デジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」涌谷駅デザイン採用

◆涌谷町伊達・河童まつり「フェイスペイント」出店

◇(2019、20、21年、23年、24年、25年)「全国高等学校総合文化祭(美術・工芸部門)」宮城県代表

◇3年連続(2019、20、21年)「宮城県高等学校美術展ポスター部門・最優秀賞」受賞 ・・・など

美術部(卒業生)の活躍!東北芸術工科大学に進学した千田唱くん(2021年卒業)の卒業制作について

 2021年3月に涌谷高校を卒業した千田唱くんは涌谷高校を卒業後、山形県にある東北芸術工科大学の芸術学部美術科版画コースに進学。2025年2月に開催した大学の卒業制作展では「Ocean Tribe」と題し、シルクスクリーンで制作した作品を発表しました。

 千田くんは涌谷高校で美術部に3年間所属し、3年生では部長を務めました。高校時代は、当初アクリル画やイラスト画を制作していましたが、2年生から顧問の藤原和矩先生から版画技法であるシルクスクリーンを教わり、タコをモチーフにした作品「Overlap」が「第72回宮城県高等学校美術展」で優秀賞を受賞し、高知県で開催した全国高等学校総合文化祭に宮城県代表に選出しました。この「Overlap」は現在、涌谷高校の校長室前に展示しています。また「第21回高校生国際美術展」に出品した「SCHOOL」高校生国際美術展実行委員会最高顧問賞を受賞し、現在は県教育長室に飾られています。

 卒業制作の「Ocean Tribe」は高校時代の技術やモチーフを昇華した作品に仕上がっていて、大学での色彩感覚や技術向上の軌跡が感じられました。高校時代に顧問の藤原先生からの鬼指導を想起しながら、とても充実した4年間の大学生活だったと語ってくれました。今の涌高生に「高校生で頑張ったことは必ず財産になるから、頑張れる場所を見つけてください」とメッセージをもらいました。東北芸術工科大学を卒業後は宮城県に戻り、作家活動を継続しつつ一般企業への就職を内定している千田くん。これからのさらなる活躍を願っています。

画像:左)卒業制作「Ocean Tribe」と千田くん&藤原先生

   右)高校時代に千田くんが制作した「SCHOOL」

美術部の活躍!3年連続の「全国大会」出場決定!宮城県代表に2年の丹野勇輝くんが選出されました!

 1月にせんだいメディアテークを会場に行われた「第77回宮城県高等学校美術展」で優秀賞をいただいた2年生・丹野勇輝くんの絵画が宮城県代表作品に選ばれ、来年度に開催する全国大会への出場が決定しました!
 丹野くんが制作した作品「私の音」は音楽室で楽器を奏でる女子生徒を写実に表現したS50号サイズの作品です。秋から制作が始まり、3~4ヶ月かけて完成した渾身の作品です。
「かがわ総文2025(第49回全国高等学校総合文化祭)」は2025年の夏に香川県を会場に開催されます。涌谷高校美術部は斑目さん(卒業生)の鹿児島大会、和田くん(現3年生)に続き、3年連続の全国大会となります。

丹野くんの作品「私の音」は、令和7年2月3日(月)から21日(金)まで涌谷町にある涌谷公民館視聴覚コーナーを会場に、涌谷高校美術部員の作品を展示しています。2月9日(日)の大崎タイムスにも本展覧会とともに大きく取り上げていただきました。

これからも涌谷高校美術部の活躍にご期待下さい!

美術部の活躍!涌谷公民館で「涌谷高校美術部・作品展」が開催しています!

 令和7年2月3日(月)から21日(金)まで涌谷町にある涌谷公民館視聴覚コーナーを会場に、涌谷高校美術部員の作品を展示しています。1年生から3年生まで在籍している16名の部員の作品と顧問・藤原先生の作品も合わせて約40点が展示中です。

この作品展では1月25日から29日までせんだいメディアテークを会場に行われた「第77回宮城県高等学校美術展」で出品した新作の13作品を中心に、昨年ぎふ総文2024に出品した宮城県代表作品、愛鳥週間ポスター受賞作品、防犯ポスターの最優秀作品、ニチデアートグランプリの入賞作品、デッサン作品、そしてNHK仙台放送てれまさでオファーを受けて部員で制作した「バレンタインやっぺえ」などバラエティ豊かな展示となっています。

入場は無料ですので、ぜひ涌谷公民館までお越しください!

先週の5日間だけで100名以上の来場をいただいています。会場には感想・アンケートも設置していますので、来場の際にはぜひご記入お願いします。

涌谷公民館(〒987-0147宮城県遠田郡涌谷町字下道69-1)お問い合わせは涌谷公民館(生涯学習課)TEL0229-43-3001まで。

「第77回宮城県高等学校美術展」が開催!涌谷高校美術部からは13作品が出品、8作品が入賞しました!

 1月25日から29日までせんだいメディアテークを会場に「第77回宮城県高等学校美術展」が行われました。

涌谷高校美術部からは3年生5名、2年生5名、1年生3名が制作した13作品を出品しました。最高賞の「優秀賞」をいただいたのは、3年生の和田京太郎くん「JR東日本エキタグデザインの制作」(デザイン)、大崎優太くん「本能」(木版画)、2年生の砂金里奈さん「受難」(立体造形)、丹野勇輝くん「私の音」(アクリル画)。

「奨励賞」に、3年生の菅原陽可さん「季節を感じる和菓子屋 褒陽」(立体造形)、2年生の荒川寧音さん「成長」(ミクストメディア)、後藤美和さん「季節の変わり目」(アクリル画)、1年生の木村果蓮さん「夕やけの帰り道」(アクリル画)が受賞しました。

 惜しくも受賞を逃しましたが、3年生の菅原逢香さんは校長先生をS50号の大画面に描いた力作を、同じく3年生の引地まいさんは初めて写実に挑戦し、家族を描きました。2年生の加藤蒼彩さんは版画技法を用いて大好きな海月(くらげ)を幻想的に表現。1年生は初のキャンバスに描き、千葉真那果さんは教室の窓際で外を眺める女子生徒を、同じく1年生の鈴木美奈さんは建物と人物と電柱の質感を上手く表現しています。すべて2~3ヶ月以上かけて夜遅くまで頑張って描いた力作です。みんなよく頑張りました!!

今回出品した作品は全て、涌谷公民館にて2月3日から21日まで開催する「美術作品展」に展示しますのでぜひご覧下さい。これからも涌谷高校美術部の活躍にご期待下さい!

 ※下の画像は優秀賞を受賞した2年生・砂金里奈さんの作品「受難」(立体造形)