美術部

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3年間の軌跡。美術部3年生・千田唱くんの個展「Show Time」が本校・A棟2階、会議室前で開催中

 今年度卒業する千田唱くんの1年生から3年生までの3年間、美術部に所属して制作してきた作品を一同に公開する個展を、千田唱「Show Time」と題し、1月から本校A棟2階・会議室前にて美術部特別企画&期間限定で展示しています。

 今年度は「高校生国際美術展」での受賞や「全国高等学校総合文化祭(美術・工芸部門)」宮城県代表に選ばれるなど大活躍だった千田くんが1~2年生ではどのような作品をつくっていたのか。はじめから「やりたいこと、描きたいように描けること」ができず、悪戦苦闘と試行錯誤を繰り返してきた足跡を覗くことができる回顧展となっています。

 千田くんは今年、東北芸術工科大学に見事合格。涌谷高校卒業後の来年度から進学し、さらに本格的に美術の道に進もうとしています。高校から始めた「美術」を通して少しずつ成長してきた制作の軌跡をぜひご覧ください。

千田唱くん個展の様子

第73回宮城県高等学校美術展「ポスター部門」に本校美術部の小野寺夏美さんが「最優秀賞」を受賞!

宮城県内の美術部員にとって、一番の大舞台とも言える展覧会「宮城県高等学校美術展」が今年もやってきます。これに先立って、本展覧会ポスター部門の最高賞である「最優秀賞」に本校美術部2年の小野寺夏美さんが選ばれました。この「最優秀賞」は毎年1作品しか選ばれない名誉ある賞です。

モデルとなったのは同じクラスの女子生徒。よく見ると確かに涌谷高校の制服を着ています!画面全てが木目で統一されており、寄せ木調の柔らかく暖かい雰囲気が作品から感じられます。アクセントに2匹のナマケモノが微笑む本作品は、県内の高校や公共機関等に配布され、本展覧会周知のポスター原画として使われます。

涌谷高校では昨年も村上(当時3年生)さんが「ポスター最優秀賞」を受賞し、涌高美術部が2年連続「最優秀賞」受賞という快挙となりました。

今年の「宮城県高等学校美術展」は令和3年1月28日(木)~31日(日)まで宮城県美術館県民ギャラリーにて開催を予定しています。新型コロナ感染予防の観点から、一般公開が28、29日。仙塩、泉地区の高校生のみの観覧が30日。その他の高校生は最終日31日と、混雑を避ける日程となっています。(詳細はポスター内の日程をご確認ください)

涌谷高校美術部も、本展覧会出品に向けて毎日遅くまで制作しています。立体や絵画作品など様々な力作が出来上がる予定です。今後も美術部の活躍にご期待ください。

第73回県展「ポスター最優秀賞」小野寺夏美さんの作品

「明るい選挙啓発ポスターコンクール」に本校美術部の大和田莉穂さんが「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞(連名)」、菅原里香さんが「県・佳作」を受賞!

令和2年度「明るい選挙啓発ポスターコンクール」に本校美術部1年生の大和田莉穂さんと菅原里香さん2名が出品し、大和田さんは3次審査の全国にて「公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞(連名)」を受賞、菅原さんが二次審査の県「佳作」を受賞しました。受賞を記念し、12月10日(木)に涌谷町役場・町長室にて記念品贈呈式が行われ、町長、選挙管理委員長より表彰を受けました。

本作品は新型コロナウィルス感染拡大の防止の観点より6月に開催予定だった大崎地区美術展覧会が中止となり、新たな目標として制作・出品したポスター作品です。贈呈式では遠藤釈雄町長より、選挙の大切さや作品に込めた表現についてお褒めのお言葉をいただきました。本作品は校内にて展示しています。ぜひご鑑賞ください。これからも美術部の活躍にご期待ください。

大和田莉穂さんの作品菅原里香さんの作品

第35回「WE LOVE トンボ」絵画コンクールに本校・美術部2年小野寺夏美さんが「金賞」を受賞!

またまた美術部が快挙です!美術部2年小野寺夏美さんの制作した作品『神様の言うとおり』が、第35回「WE LOVE トンボ」絵画コンクールにて「金賞(トンボ学生服賞)」を受賞しました。今年、コロナの感染拡大予防の影響で中止となった大崎地区の美術展覧会の代わりに取り組み、出品した夏美さん。アクリル絵の具で描かれたこの作品のモデルになったのは同じクラスの女子生徒です。残念ながら、予定されていた本授賞式もコロナの影響で中止となりましたが、出品総数555点の中から上位賞5つの中に入る快挙となりました。

作品は朝日新聞東京本社2階コンコースにて11月14日から27日まで展示を予定しています。また、朝日新聞デジタルや朝日中高新聞にも掲載が予定されています。今後も美術部の活躍にご期待ください。神様の言うとおり

 

美術部の紹介

写真提供「大崎タイムス」

 

私たち美術部は、顧問の藤原和矩先生のご指導のもと、3年生8名、2年生1名、1年生6名の計15名で、切磋琢磨しながら高い目標を持って日々活動しています。3年生は3月1日の卒業式をもって卒業しましたが、3年生全員が宮城県高等学校美術展で入賞、涌谷高校同窓会より功績賞・功労賞を全員受賞した功績と伝統を引き継ぎ、新年度も活動していきます。
 主な活動内容は、6月の地区展、8月は町のボランティアや作品の提供、10月の文化祭でのアートショップ・共同制作作品の展示。10月から1月にかけては、宮城県高等学校美術展の「ポスター部門」と「絵画立体」の出品に向けて長時間かけて制作・出品し、昨年は県内で最多受賞数の好成績をおさめることができました。その他にも、県内外の公募展にも多く出品し、昨年はせんだいメディアテークや東京都美術館に展示もされています。また全国大会の総合文化祭には2年連続出場を果たし、来年度は高知大会への出場が決定しています。
 より質と密度の高い作品を出品するため、以下の7つを心がけています。

・自由に作る・なんとなく作るのではなく、よく「考えて」制作すること
・素材や色の組み合わせの出会いを大切にすること
・作品を観てくれる鑑賞者の立場に立つこと
・自分が何を表現したいのか、自分と向き合うこと
・部活の仲間と背中を押し合い、個人制作ながらもチームプレーで切磋琢磨する
・顧問の先生とのやりとりを大切にする
・最後まで、よりより作品を生み出す努力を重ねること
部員は一人一人が個性的なメンバーばかりですが、幽霊部員は一人もいません。全員がやるべきことから逃げず、自分や仲間の作品、この美術部に誇りを持って活動しています。制作には辛いときも当然ありますが、本当に笑いあり涙ありで楽しく活動ができる部です。

美的センスや画力なんかよりも、絵を描くこと・何かを作ることが好きな人・そして高い目標を持って最後まで活動できる人、一緒にストイックに県トップクラスを目指す美術部に来てみませんか?男女問わずお待ちしています!!

 

令和元年度の美術部の成績

■令和元年度古川管内高等学校美術クラブ連合展(大崎市民ギャラリー)優秀賞6名、連合会員賞4名

■第107回日本水彩画展(東京都美術館)2名展示

■第55回宮城水彩展(せんだいメディアテーク)入選7名

■第43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文(佐賀県立博物館・美術館)参加・出品

■伊達かっぱの里まつり「フェイスペイント」ボランティア

■2019涌谷町夏まつり絵灯籠 絵灯籠2作品出品

■第26回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式

■第27回宮城県高等学校文化連盟大崎支部総合文化祭 地区推薦展示6名

■涌高祭(涌谷高校文化祭)アートショップ、インスタレーション作品の展示など

■第72回宮城県高等学校美術展(宮城県美術館)「ポスター部門」 最優秀賞1名、優秀賞2名

■第72回宮城県高等学校美術展(宮城県美術館)「壁面・空間展示部門」 優秀賞4名、奨励賞4名

■石ノ森章太郎ふるさとマンガ作品展「長編短編マンガ部門」佳作1名

■第17回全日本年賀状大賞コンクール 佳作1名

■涌谷高校美術部作品展覧会(鳴子川渡温泉「玉造荘」)

■伊達安芸宗重公350年祭記念「涌谷町歴史フォーラム」大凧制作・涌谷天平の湯に展示

 

令和2年度 全国高等学校総合文化祭参加・出品決定

「第72回宮城県高等学校美術展」で優秀賞を受賞した美術部部長の千田唱くんの作品「Overlap」が来年度、高知県で開催される全国高等学校総合文化祭に参加・出品することが決定しました。昨年度の佐賀大会に出場した砂金七海子さんに続き、美術部は2年連続の全国大会出場となります!

 

管内高等学校美術部連合展が開かれました。

 

 6月3日(金)~6日(月)、大崎市民ギャラリー「緒絶の館」で管内高校の美術部の連合展が開催されました。涌高からは、1年生の部員を含めて15名の作品が出品展示されました。作品には高校生ならではの自由な発想や斬新さがいっぱいに表現されていました。開催期間中、美術部員は受付業務等の運営にも携わり、手作り感にあふれた連合展でした。涌高では佐藤結衣さんが優秀賞を、金子菜々さんが連合会員賞を受けました。