【涌高ふれあい隊】全国防災ジュニアリーダー育成合宿に参加しました!
11月16日(木)~19日(日)(3泊4日)に岩手県で行われた「令和5年度中学生・高校生防災会議『全国防災ジュニアリーダー育成合宿』」(主催:独立行政法人国立青少年教育振興機構)に、熊谷瞳さん(3年)、松野未空さん(3年)、中野葉月さん(2年)、三浦千怜さん(2年)が参加しました。 宮城県からは本校と気仙沼向洋高校、全国からは北は岩手県、南は大分県まで、全国から13校68名(生徒35名・教員14名・大学教授等19名)が参加し、意見交換をしながら防災意識と社会参画意識を高めました。
【生徒の振り返り】
東日本大震災は小さかったから分からなかったものもあるけど、高校生になり言葉の意味が分かるようになった。アクションプランや、ポスターセッションを行い、たくさんの高校がやっていることについて知れたと思う。今回学んだことはそのままにしておくのではなく、友達や家の人や先生とかに伝えることで学んできたことの意味があると思う。現在の日本は高齢化社会となっている。足腰が悪かったり、思うより動かなくなったりしてしまっている方、持病の方が大勢いると思う。だからこそ、地域によせることで自分の地域について考えることができる。授業やちょっとしたことに防災のこともつなげるといいかもしれない。自分の地域について知っておいて自分だけの防災マップ(自分の通学路)について書く。文化祭とか学校の行事で地域の人が来る時に防災の取り組みとかを見てもらったり危険箇所について知ってもらったりしたい。そのためには涌谷高校周辺や町内の危ないところを確認してまとめる。そうすることで涌高生だけではなく地域の人にも見てもらえると私は思う。 (熊谷瞳)
4日間を通して自分が知っている防災の取り組みだけじゃなくて色々な高校の取り組みが知れてよかった。自分たちでもできるような取り組みが沢山あってあんなとこともしてみたいなと思うことが沢山あった。防災トランプや防災カルタなどは小さい子でも身近な友達とでもできる。身近な人たちから防災について意識を高め、今回学んだ事を伝えていきたい。卒業までに学校でできる取り組みをしたいです。防災運動会してみたいです!!!! (松野未空)
今回の全ての活動を通して、そもそも内陸部と沿岸部、被災地、未災地との間で取り組みも、考えも意識の高さも全く違うのを知った。私たちは東日本大地震を実際に体験しているが、それでも内陸部だったため、岩手の海辺の方々よりかは被害も少なく、考えていることも全く違かった。また、実際にその場を訪れるというのは、精神的にも苦痛を伴うが、リアルな現状を知ることができるいちばんの資料だと思った。
私たちは内陸部に住んでいるからこそ、津波のことばかり聞いて何になると思うのではなく、いつ何が起こるかわからないことを心の中に入れておいた方がいいことを学んだ。また、今回の活動を通して、体験した人の話を語り・継ぐことはとても大切だと感じたので、生かしていきたいと思う。また、仲間や地域の人と顔見知りになっておくのも、震災の時にとても役に立つことを学んだので、住んでいる地区のみならず、学校の地区との方々とも老若男女問わず交流していきたいなと思った。 (中野葉月)
今まで自分は防災に力を入れていると思っていたけど今回の合宿でまだわかっていないことや実践できていないことが沢山あると思った。震災のお話では何度もボランティアの話が出ていたのでボランティアには積極的に参加するべきだと感じた。今年の探究では防災について取り組んだけどこの探究学習が終わった後ももっと防災について学んでいきたいと思った。今回の学習で学んだ知識や体験は学校に持ち帰ってできるだけいろんな人に伝えておくべきだと思った。防災への意識を学校全体で高めてもしもの時に慌てずに対応できるような学校づくりを目指していくべきだと思った。 (三浦千怜)